予防歯科
口腔内の健康を維持していくためには、予防が重要です。
当院では、一口腔単位の予防に重点を置き、予防法の基本となる歯みがき指導や歯周病治療などにとどまらず、かみあわせや、口呼吸など口腔全体の予防を行っています。歯周病は生活習慣病でもありますので、患者さん御自身の協力と予防に対する高い意識も不可欠です。
検診について
大人の定期検診は当医院では3ヶ月から6ヶ月に1回の方が多いです。子供は4ヶ月から6ヶ月に1回の来院を協力していただいております。
なぜ予防歯科は必要か
予防歯科の目的は「お口の中の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。 小さなお子様であれば、虫歯が一本もないお口の環境を作ることが可能ですし、成人の場合、治療した部分の再発予防、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。
残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、セルフケアでは、虫歯の原因となるバイオフィルムやお茶、コーヒー、タバコなどの汚れを完全に落とすことはできません。正しいセルフケアに加え、定期的なプロのケアがあなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てるのです。
歯周病治療
歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される
歯周組織に発生する疾患の総称です。
虫歯以上に日本人が歯を失う原因である病気です。自覚症状が出にくく、すでにこの病気が進行しているにもかかわらず気付いていない方もかなりいると予想されます。その結果、症状が悪化して初めて歯科医院に行った時にはすでに手遅れで「歯を失ってしまう」方が多いのです。
歯牙移植
インプラント治療
- 人工歯根(純チタンの金属棒)を直接、歯グキ・骨に植立します。
- 隣の歯を削らなくてすむために隣の歯の寿命が延びます。
- 単独で噛む力を負担できるため、ブリッジに比べ周りの歯の寿命が長くなります。
- 本物の歯のように作ることができます。
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入れ歯に比べると、断然、噛めます。歯:100%とすると、入れ歯:50~60%、
インプラント95%以上となります。
小児歯科
小児の歯科治療について
小児歯科とはただ子供の虫歯を治すだけではありません。虫歯予防に努め、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に生やし、健康なお口の状態に育てることを目標にしています。実際に受診されますと、歯科医師または資格を持った歯科衛生士がお口の中の診査を行い必要ならばレントゲン撮影をします。当医院では、通常の健診、X線診断を活用しています。小児歯科では経年的にお口の中の変化に気を配る必要があります。
矯正歯科(小児・成人)
入れ歯治療
審美歯科
審美歯科の治療法と特徴
白く輝く並びの良い歯はその人の笑顔をひきたて、イメージの向上にとても大切なものです。 とりわけ前歯は「美しさと機能性」という2つの要素を満たすことが要求されますが、ここでは代表的な治療法と特徴をいくつか紹介していきます。
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- 硬質レジン前装冠
- 保険治療で可能な前歯の治療です。
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- メタルボンドクラウン
- 天然歯と見分けがつきません。色調の変化もなく、吸水性ではないためにおいが発生しません。
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- オールセラミッククラウン
- メタルボンドクラウンよりさらに天然歯に近く、金属を使っていないのでアレルギーの心配がありません。
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- ポーレンラミネートベニヤ
- 歯の表面をごく薄く削りレミネート・ベニヤ(シェル状の薄いセラミック)を張って修復する治療です。麻酔などの処置なしで、短期間ででき、治療日数も短くてすみます。
ボツリヌス菌治療
歯科訪問診療
各種検査
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虫歯や歯を支えている骨の状態、骨の異常などを診査します。
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歯周病の病態などを検査します。
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口腔内写真撮影は以下のような目的があります。
- ・治療説明
- ・患者へのモチベーション
(改善前後の症状の比較で順調な経過を確認してもらうなど) - ・症状の経過観察や手術中の経過報告
- ・学術目的
- ・色の確認
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虫歯菌や歯周病原菌の強さなどを検査します。
各種検査の医療器具について
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「血圧」「脈拍」「血中酸素濃度」を、自動で連続的に計測して、異常な状態や危険な状態を、いち早く知ることができる器械です。ご自身の体調の変化を、常時モニターでビジュアル表示し、監視できます。また、患者さん個人々の記録データを電子ファイルで永久保存しており、プリントして資料としても使用可能です。
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当院では口腔内カメラで治療する部位を撮影し、患者様に歯の状態をしっかり見てもらい納得していただいてから治療しています。